渋沢栄一に学ぶ言葉 “順理則裕”

「順理則裕(読み方:じゅんりそくゆう)りにしたがえば、すなわちゆたかなり」
この言葉は「道理にしたがって生きることが、繁栄につながる」を意味しています。
渋沢栄一の座右の銘の一つといわれる言葉です。
東洋紡では企業理念として受け継がれており、進化、成長の道筋を示したと言われています。
その他にも、りそな銀行や十六銀行をはじめ、多くの企業にも残されています。
東洋紡は、意味を「なすべきことをなし、ゆたかにする」と、より積極的、より主体的なものに再定義し、企業理念としています。 英語では「“Jun-Ri-Soku-Yu” Adhering to reason leads to prosperity」と表しています。

順理則裕には続きがあります。
「従欲惟危(読み方:じゅうよくいき)=欲に従って生きてしまうと危険である」
2つの言葉をまとめると、「順理則裕 従欲惟危 =理に従えば即(すなわ)ち裕(ゆたか)なり、欲に従えば惟(これ)危(あや)うし」
これらは、中国宗時代の朱子学の入門書「近思録」の一節から取られているという説があります。
「近思録」は、江戸時代の後期、明治時代に各地の儒学塾で読まれており、『伝習録』とともに学業の最後の段階に位置づけられていました。

番組コンテンツの中で、言葉を取り上げた場面がありますので、ぜひご覧ください。
 ・YouTube番組 【渋沢栄一と近代化を支えた人たち #5】順理則裕  一覧ページ YouTube
 ・ラジオ番組 #17 現代に生きる渋沢栄一「渋沢栄一の人物像②」一覧ページ YouTube 音声(1分50秒~)

[YouTube番組]
渋沢栄一と近代化を支えた人たち

日本の近代化の基礎となった紡績業と、それを支えた渋沢栄一と偉人たちの物語。
1話15分のYouTube番組です。

新番組 [ラジオ番組/東海ラジオ]
伝七邸 渋沢栄一塾(映像)

四日市にある、国の登録有形文化財「伝七邸」と渋沢栄一の100年を超える物語。
1話15分の音声番組(YouTube版)です。

新番組 [ラジオ番組/東海ラジオ]
伝七邸 渋沢栄一塾(音声)

四日市にある、国の登録有形文化財「伝七邸」と渋沢栄一の100年を超える物語。
1話15分の音声番組(音声版)です。

[ラジオ番組/FM三重]
東洋紡ヒストリー

日本の近代化を牽引し、今なお、発展を続ける「東洋紡」の140年にわたる物語。
1話5分の音声番組です。

完結 [ラジオ番組/東海ラジオ]
伝七邸100年ヒストリー(映像)

四日市にある、国の登録有形文化財「伝七邸」の100年を超える物語。
1話15分の音声番組(YouTube版)です。

完結 [ラジオ番組/東海ラジオ]
伝七邸100年ヒストリー(音声)

四日市にある、国の登録有形文化財「伝七邸」の100年を超える物語。
1話15分の音声番組(音声版)です。

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